県民所得:東京−沖縄、格差249万円 全国平均306万円−−07年度(毎日新聞)
内閣府が19日発表した07年度の県民経済計算によると、都道府県民1人当たりの所得額(県民所得)の全国平均は305万9000円(前年度比0・7%増)と、4年連続で増加した。平均からのばらつき具合を示す「変動係数」は、6年ぶりに下落したものの依然として高水準が続いており、都道府県ごとの所得格差は大きい。1位の東京都と最下位の沖縄県の所得格差は249万1000円だった。
1人当たり県民所得は、都道府県別の雇用者報酬、財産所得、企業所得の合計額を人口で割った額。29府県で前年度を上回った。
自動車、電機、一般機械などの輸出産業を多く抱える地域で所得が増えた一方、公共事業への依存度が高い地方のマイナスが目立った。最も上昇率が大きかった佐賀県(前年度比5・0%増)はシリコンウエハーなどの電気機械、化学などが好調だった。逆に減少率が最も大きかった北海道(3・4%減)は、建設業や卸・小売業の減少が響いた。【秋本裕子】
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◆07年度の1人当たり県民所得◆
順位 都道府県 増減率
1 (1)東京 454.0 ▼0.4
2 (2)愛知 358.8 0.9
3 (3)静岡 338.4 ▼0.1
4 (4)神奈川 328.4 0.5
5 (6)三重 322.9 1.8
6 (5)滋賀 313.8 ▼3.0
7 (9)大阪 310.7 3.0
8 (7)栃木 310.5 ▼0.2
9 (8)富山 308.8 0.6
10(11)広島 305.9 4.0
11(12)千葉 301.0 2.6
12(15)茨城 300.7 3.9
13(13)京都 299.3 2.5
14(14)山口 298.2 3.0
15(10)埼玉 297.3 0.3
16(16)石川 294.5 2.1
17(18)群馬 288.0 0.8
18(19)福島 284.7 ▼0.1
19(17)兵庫 282.3 ▼1.6
20(21)福井 282.1 0.6
21(20)岡山 281.2 0.2
22(25)長野 280.8 1.8
23(24)徳島 280.7 1.1
24(23)岐阜 277.0 ▼0.9
25(22)山梨 276.7 ▼1.1
26(28)福岡 274.6 2.1
27(26)新潟 272.4 ▼0.7
28(27)奈良 268.1 ▼1.4
29(29)香川 265.2 ▼1.3
30(30)和歌山 263.7 ▼0.7
31(31)大分 263.6 0.9
32(32)宮城 258.0 ▼0.7
33(37)佐賀 257.5 5.0
34(35)山形 254.1 3.2
35(33)愛媛 248.5 ▼2.5
36(39)秋田 248.3 2.4
37(40)島根 243.6 2.4
38(36)青森 243.3 ▼1.1
39(34)北海道 240.8 ▼3.4
40(41)岩手 238.3 0.9
41(42)熊本 238.1 2.4
42(38)鳥取 236.4 ▼2.6
43(43)鹿児島 235.3 2.4
44(45)長崎 219.1 1.7
45(46)宮崎 215.2 1.4
46(44)高知 211.4 ▼2.5
47(47)沖縄 204.9 0.2
全県平均 305.9 0.7
(注)単位・万円、%。▼はマイナス。カッコ内は前年度の順位
毎日新聞 2010年2月20日 東京朝刊
先日友人の結婚式で友達に久々に会いましたが、高い人と低い人の差がはっきりしているんですよね。
高い人は高い。低い人は低い。
私なんて完全に後者なわけですが。
格差が大きくなったときに、平均値というものは一体どれだけの意味があるのでしょう。
[注目ワードコラム] 貯蓄ゼロ世帯も…35歳の年収、貯金額の平均は(goo ランキング)
私はまだまだこの年齢に達してないですが、県民所得を見る限り地域格差だけでも約250万とかありますのに、このデータはね…。
某SNSでも双方からの意見が沢山書かれていましたが、ざっと見る限り低い方のほうが多いような。
資本主義社会で格差が出るのは当然で、友人でも軽くこれを越えてる収入の方はいますからデータは間違っていないのでしょうが、むしろ平均値よりも集計されたデータの分布が気になってしまいます。
それにしても10年前は35歳で所得800万が普通だったのですね…。。

2010年02月25日
平均値
posted by あいさ at 22:53| Comment(0)
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